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今までありがとう!
10月29日、スポンサー功労馬のローマンエンパイアが亡くなりました。17歳でした。
前日の午後2時頃に疝痛の時のような動きをしていたので、馬房に入れ鎮痛剤を打って様子を見ましたが、鎮痛剤が効いていないようだったので再度、鎮痛剤を打ちました。それでも状態が良くならないので引き運動をし、夜中に獣医師に来てもらい点滴をしました。
翌日まで様子を見ましたが容体が良くならず、再度獣医師に来てもらおうとしている間に亡くなってしまいました。
その日のうちに、大学で解剖をしてもらい解剖の結果は疝痛ではなく、胃の状態が悪くそれが悪化し「大弯部胃破裂による急性敗血性ショック」で亡くなりました。
ローマンエンパイアは元競走馬で現役時代は重賞(2001年 京成杯 GⅢ)を勝つなど活躍しました。
競走馬を引退後は種牡馬として過ごし、種牡馬を引退しホーストラスト北海道に来ました。
入厩した頃は、去勢をして間もなかったのでまだまだ種牡馬の勢いがあり、手入れをするのも怖いくらいでした。
しかし、1週間もすると落ち着いてきて表情も穏やかになりました。他の馬達と放す前に、ローマンの1ヵ月後に入厩したセイコーライコウと馬場に放牧すると2頭で走り回っていましたが、飽きると入り口でウロウロして「帰りたい」アピールをしていました。
他の馬と放牧した時は、鳴きながらエジソンを追いかけ回して騒いでいたのでエイシンキャメロンに怒られたりしましたが、その後はダイタクバートラムと仲良くなり、スムーズに仲間入りできたようでした。
これからもっともっと長くホーストラスト北海道で過ごしてくれると思っていたので、こんなにも早い別れに未だ実感がありません。
朝、放牧地に行くとまだローマンがいるような気がしてしまいます。
ホーストラスト北海道で過ごした4ヶ月間、短かい時間だったけど少しはのんびりできたかな。居なくなってしまって寂しいけれど、これからは空の上から見守っていてね。
ありがとう、ローマン。